前回まででMacおよびVirtualBox側での作業が完了しました。
今回はCentOS7側の作業です。
2)CentOS7でパーティションを割り当て
ではCentOS7を起動します。GPartedから起動されるはずです。
画面が表示されたら、一番上の「GParted Live (Default settings)」を選択してEnterを押すか、しばらく待って自動起動させます。
keymapの選択画面が表示されますが、私は選択されている「Don’t touch keymap」まま進みました。
言語選択では日本語(数字で15)を入力して進みます。
画面モードの選択では0でGUI(X Window)起動を選びました。
GPartedの画面が表示されるので、「/dev/sda2」を選択し、「リサイズ/移動」をクリックして、表示されたダイアログで容量を最大に変更した後「リサイズ」ボタンを押します。
元の画面に戻るのでApplyを押し、いくつかのダイアログはそのまま進めて反映させます。
反映させたら左上のメニュー「GParted」から「Quit」をクリックし、デスクトップ上の「Exit」をダブルクリックして、「Shutdown」を押しシャットダウンします。
VirtualBoxの仮想マシン設定から「ストレージ」で先ほど追加したISOを確認し、もしまだ表示されていたら除去します。除去できたらシステムを通常起動し、システムにログインします。そして、「端末」を開いて以下のコマンドを打ちます。これは論理ボリュームを拡張を表します。
sudo lvextend -L 14G /dev/mapper/cl-root
最後の工程ですが、以下のコマンドで完了です。これはファイルシステム拡張です。
sudo xfs_growfs /dev/mapper/cl-root
ようやく容量を増加させることができました。
結構複雑ですが一つ一つ
というわけで固定サイズのVDIのサイズ変更について書いてみました。
MacのターミナルやVirtualBoxの仮想マシンの設定、GPartedの画面やCentOS7の端末など、複数の画面を次々に操作する必要があるのでなかなか複雑な印象です。
でも手こずる部分はそれほどない印象でもあるので、必要な方は一つ一つ手順を踏んで進めてみてください。