2年近く前にVirtualBox+CentOSの記事を書きましたが、その際にはCentOSのインストールおよび設定の話までは触れませんでした。
で、つい最近、新たに同様の環境を構築し、それを開発用Webサーバーとして使えるように設定をしてみました。
というわけで、その辺の話を書きたいと思います。
なお、VirtualBoxにおいて仮想マシンは作成済みということで話を進めます。
CentOSインストール
以前の記事の際にはCentOS6を使いましたが、今回はCentOS7を使いました。
CentOSダウンロードページで「DVD ISO」をダウンロードします。
ダウンロードしたら作成した仮想マシンを起動します。
最初にディスクイメージを選択する画面になるので、ダウンロードしたCentOSのISOファイルを選択してStartボタンを押します。
CentOS7の初期画面が表示されるのでそのままReturnキーを押します。
起動には数分時間がかかるのでしばらく待ちます。すると言語を設定する画面になるので、日本語を選択し「続行」ボタンを押します。
「インストールの概要」画面になります。ここで以下の3点の設定変更をします。
「ソフトウェアの選択」 → 「サーバー(GUI使用)」
「インストール先」 → 一度開いてすぐ閉じる
「ネットワークとホスト名」 → 右上のスイッチをON
CentOSに慣れていないと少し判りづらいことですが、どちらの画面の左上に「完了」ボタンがあるので、設定変更したらそれを押しましょう。「インストールの概要」画面に戻ったら「インストールの開始」ボタンを押します。
ここでインストールがスタートします。インストールには結構時間がかかります(私の環境では30分くらいでした)が、その間に画面上に表示されている「ROOTパスワード」と「ユーザーの作成」の設定をします。
「ROOTパスワード」 → 適切に設定する
「ユーザーの作成」 → 「このユーザーを管理者にする」をチェックし、他は適切に設定する
インストールが完了したら「再起動」を押して少し待ちます。
ライセンス確認画面になるので「ライセンス契約に同意します。」にチェックを入れ「完了」ボタンを押します。戻った画面で「設定の完了」ボタンを押すと設定完了します。
少し待つとログイン画面が表示されるので、作成したユーザーをクリックし、設定したパスワードを入力してログインします。
この後、言語設定があるのでそのまま次へを押し、「オンラインアカウントの設定画面」で適切にアカウント設定(私はそのままスキップしました)をすると、「準備完了」画面になります。「CentOS Linuxを使い始める」を押します。
これでようやくCentOSのデスクトップ画面が表示されました。使い始めることができます。
次回はWebサーバーとして使うための設定
今回はVirtualBoxにCentOSをインストールするまでを書いてみました。
いくつか設定すべき部分がありますが、あまり難しくはないと思います。
次回はVirtualBoxにインストールしたCentOSを開発用のWebサーバーとして使うための設定を書いてみたいと思います。