WordPressのテーマの機能の一つに、あるテーマのデザインや機能を受け継ぎつつ、自分でカスタマイズできる子テーマという機能があるのはご存知な方が多いと思います。
私自身この部分について、まだまだ理解不足だなと思うことがあったこともあり、研究も兼ねて実際に使える子テーマをいくつか作ってみました。
ダウンロードも出来るようにしたので、もしデザインが気に入ったという方がいらっしゃいましたらお使い頂けると嬉しいです。
理由が判らない問題点
ダウンロードの前にまず一点。
どれも最低限のファイル構成になるように制作しています。
ただその中で、「header.php」のみ単純に元のテーマからそのままコピーしたものがあります。
それはなぜかというと、コピーをしないと問題が発生してしまうから、ということです。
その問題の症状というのは、デザインカスタマイズをしたグローバルメニュー部の直下に、なぜかメニューのテキストがもう一つ表示されてしまうということでした。
header.phpを見ても、この付近のコードにアクションフックやフィルターフックは無いですし、ファイルをコピーしただけで問題が解決した、というのが若干不可解です。
というわけで、その点は現在調査中です。
テーマ自体は問題なくお使いいただけるのでご安心を。
kinoco01
いきなりダークな色のテーマです。
Twenty Tenをベースにしています。
kinoco02
黄色基調のシンプルなテーマです。
kinoco01と同様にTwenty Tenをベースにしています。
kinoco03
淡い色を基調としたテーマです。
こちらもTwenty Tenをベースにしています。
さいごに
というわけで、今回はTwenty Tenをベースにしたテーマをご紹介いたしました。
今後に向けて気がかりな点が一つあります。
恐らく公開が近いと思われるWordPress3.6には、標準状態ではTwenty Tenが含まれなくなるようです。
つまり、WordPress3.6が正式に公開された後、新規にインストールした状態そのままでは、kinocoシリーズをインストールできないということです。
テーマ公式ページからのダウンロードはできますし、恐らく今後もできなくなることは無いと思います。
が、ダウンロードしてインストールした後、kinoco01~03をインストールする、というように手間が掛かってしまいます。
もし評判が良いようでしたら、Twenty Twelve、Twenty Thirteenなどにも対応しようかと思っていますので、もしよろしければコメントで感想などを下さい。
よろしくお願いいたします。