当サイトもWordPress3.5にアップグレードしましたが、使っていて実は今のところ大きな変化は感じていません。
細かいところですぐ気付いたのは、投稿画面にある画像等を追加するボタンが変わったりとかしたことです。
あと、そのボタンを押したときの挙動も少し変わってます。WordPress3.4ではボタンを押すと必ず以下の画面が表示されました。
WordPress3.5では画像がアップロードされていたら、画像の一覧画面になります。これはとても作業効率が上がります。
アップグレード項目が多数
実際のアップグレード項目はそんなに少なくありません。以下は公式サイトの主な新機能・変更点からの引用です。
- 新メディアマネージャー
- 美しいインターフェイス: 合理化された全く新しいエクスペリエンス
- ドラッグ&ドロップでの並べ替え、インラインキャプション編集、シンプルな操作でギャラリー作成を高速化
- Shift/Ctrl + クリックで複数画像を一度に追加
- 新デフォルトテーマ Twenty Twelve
- シンプル、柔軟、エレガント
- モバイル・ファースト、レスポンシブデザイン
- Open Sans タイプフェイス(日本語パッケージではデフォルトでは OFF)
- 最新のテーマ機能を活用
- 管理画面改善
- 新ウェルカム画面
- 管理画面の Retina (HiDPI) 対応
- 新規インストールでリンクマネージャー機能を非表示
- スクリーンリーダー、タッチデバイス、キーボードユーザー向けのアクセシビリティを向上
- 管理画面の新しいカラーピッカーなどを含めた改善
- 開発者向け変更
- WP_Comment_Query と WP_User_Query でメタクエリを使用可能に
- メタクエリで、特定のメタキーのないクエリにも対応
- 投稿オブジェクトを WP_Post クラスのインスタントとする。パフォーマンスとキャッシングを改善。
- マルチサイトの switch_to_blog() を大幅に高速化・安定化
- Underscore、Backbone JavaScript ライブラリを追加
- TinyMCE、jQuery、jQuery UI、SimplePie をすべて最新版に更新
- 切り抜きや縮小などの画像編集 API に、GD に加え ImageMagick を使用
- XML-RPC: デフォルトで有効化されるようになった。ユーザー、投稿履歴管理、検索の取得に対応
ちなみに公式サイトでは、これ以下にもっと多くのアップグレード項目が記述されています。かなり多いですね。
投稿者などのユーザーにとっての最も大きな変化は、先ほどの画像の通りメディアマネージャー関連ですね。すごく使いやすくなった印象があります。
また新テーマTwenty Twelveが加わったというのも大きいかもしれませんね。既にサイトをWordPressで作っていて、アップグレードするという方にはあまり必要ないかもしれませんが、今後サイトを作るという方には一つの選択肢になりそうです。
開発者的には、json関連の関数が増えたり、マルチサイト関連も機能強化されていたり、フィルタが増えたりしていますが、カスタムフィールドが使いやすくなったという情報もあります。かなり便利になっているようです。
今のところ、まだこの辺のメリットは享受出来ていませんが、少し規模の大きい新サイトを作るとなった時にはすごく便利になりそうな気がします。それまでに学習しておかないといけないですね。